“やってみる”が次の挑戦を生む
〜フリマ第2弾で見せた、若手チームの進化と挑戦~ スーパーインテンデント A.Tさん(2022年入社)

“もっと現場で、商売の面白さを感じてほしい。”
そんな想いから始まったタカハシのフリーマーケット出店。

第1弾では、入社3年目のF.Tさんたちが「仕入れから販売までを自分たちでやってみたい」と手を挙げ、初めての挑戦を形にした。

そして今回、第2弾。
そのバトンを受け取り、リーダーとして企画を牽引したのがA.Tさんだ。
延期が3度ありながらも、最後まで諦めず開催を実現。
目標を大きく超える成果を残した。

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自分たちの力で“商売”をやってみる

A.T

スーパーインテンデント A.Tさん
今回の目的は“商売を体感すること”でした。出店準備から価格決め、接客まで、自分たちで考えて動く。その流れを一通り経験できたのは大きな学びでした。

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リーダーとして挑んだA.Tさん。
メンバー全員が協力的で助けられたという一方で、現場を回す難しさも痛感した。

A.T

スーパーインテンデント A.Tさん
オペレーションの判断や流れの調整は正直大変でした。でも、その都度考えて決めていくことで、自分の判断力が鍛えられた気がします。

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“自由”という名の難しさ

今回の出店は「売った分すべてが利益になる」形式。
商品はすべて商品部から提供されたもので原価はなし。
前回よりも自由度が高く、その分、判断の難しさもあった。

A.T

スーパーインテンデント A.Tさん
原価や仕入れを考える必要がない分、どんな価格がいいのか迷いました。自由だからこそ、すべてが自分たちの責任。価格設定は特に悩みましたね。

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そんななか、チームが出した答えは“100円”。
手に取りやすく、わかりやすい価格でとにかくお客さまを集める作戦だった。

A.T

スーパーインテンデント A.Tさん
圧倒的な安さで“集客のきっかけ”をつくろうと思いました。結果的に、人だかりができて、さらに人を呼ぶという好循環になりました。

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現場で学ぶ“判断力と柔軟さ”

予想を超えるお客さまの数で、タオルはあっという間に完売。
思わぬ“争奪戦”も起き、混乱を避けるために一時販売を中断するほどだった。

A.T

スーパーインテンデント A.Tさん
再開後は、商品の販売を小出しにして人の流れをコントロールしました。状況を見て“今何をすべきか”を判断する難しさを実感しました。

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さらに、当初の役割分担では回らないと判断し、その場でチームを再編。
レジ、袋詰め、案内係などを再配置してチーム全体の動きを整えた。

A.T

スーパーインテンデント A.Tさん
現場で考えて動けたのは、メンバー全員が目的を共有できていたからだと思います。

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売上10万円。数字が語るチームの力

結果は、販売点数1,071点、来場客432人。
目標の2倍となる10万250円の売上を記録した。

A.T

スーパーインテンデント A.Tさん
前回のチームが3万円だったので、“5万円を超えたい”と思っていました。それを大きく上回る結果になって本当に嬉しいです。

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“楽しい買い物”をつくる、という挑戦

A.T

スーパーインテンデント A.Tさん
『次はいつやるんですか?』とお客さまに声をかけてもらって、あぁ、この取り組みがタカハシが目指す“楽しい買い物”につながっているんだなと感じました。

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単なる販売ではなく、「お客さまの笑顔を生み出す体験」を届けること。
その感覚を、A.Tさんはこの挑戦で確かに掴んだ。

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“やってみる”を重ねるほど、強くなる

フリマ第1弾の挑戦を、第2弾も受け継いで“挑戦を進化させた”取組みになった。

A.T

スーパーインテンデント A.Tさん
自分たちで考えて、工夫して、形にする。そのプロセス全部が成長につながる。これからも“やってみる”を積み重ねていきたいです。

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若手の「やってみたい」から始まった小さな企画が、タカハシの中で確かに根づき、次の挑戦へと進化している。
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記者:田村

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