若手の“やってみたい”が、タカハシの現場を動かす。
〜大井競馬場フリマに挑戦した、4年目社員・徳永さん〜

“自分たちで仕入れから販売まで、やってみたい”。

そんなひとことから始まった、大井競馬場でのフリーマーケット出店。
その中心メンバーのひとりが、タカハシ入社4年目の徳永さんです。

「若手が“商売の流れ”をまるごと経験できる場をつくりたい」

そんな声に手を挙げたメンバーは、2〜3年目の社員5名。
企画の立案から商品選定、価格設定、会場設営、販売対応まで——すべてを自分たちで担当しました。

徳永

徳永
もちろん、ベテランの方が車を出してくださったり、社長がサポートしてくれたりと、周囲の力もありました。でも、根幹の部分は本当に自分たちでやりきった実感があります。

.


ターゲットに合わせて商品も自分たちで選ぶ

今回の舞台は「大井競馬場」。
20〜30代の来場客を想定し、ブランドTシャツやキャラクターグッズなど、若い世代に刺さる商品を中心にラインナップを組みました。

また“競馬場”という場所にちなんで、馬のぬいぐるみや動物モチーフのリュックなども用意。
「ちょっと笑ってもらえたらいいな」という遊び心も、メンバー全員の共通語でした。

当日は約800点の商品を持ち込み、うち200点が売れました(販売率25%!)。
売上は35,050円。
さらに「粗利をマイナスにしない」という目標もしっかりクリアし、粗利額は11,469円を達成。
数字面でも、成果が残る取り組みとなりました。
.


“想像したお客さま”と、“本当に買ってくれた人”は違った

一方で、現地に立ってみて気づいた“ギャップ”もあったと徳永さんは振り返ります。

徳永

徳永
午前中は思っていたより40〜50代のお客さまが多かったんです。ターゲットを完全に外していた感じで…でも午後になると、狙っていた世代のお客さまも増えて。時間帯によって雰囲気が全然違うんですね。

.

実際に現場で接客し、手に取ってもらう。
声をかけ、反応を読み、売れていく。
普段はなかなか得られない、販売の“ライブ感”に触れられたのも、貴重な体験だったようです。

徳永

徳永
“イロモノ枠”で持って行った虎の顔のリュックが、すごくウケて(笑)。お客さまのリアクションがすぐ返ってくるのが楽しくてしょうがなかったです。

.


「チャレンジしたい自分」を開放する

今回のプロジェクトを通して、徳永さんが改めて実感したのは「やってみたい」を口にすることの大切さでした。

徳永

徳永
大変なこともいっぱいありました。でも、部署を超えてお願いや相談をしたり、普段関わらない人と一緒に何かをつくれたのが楽しかったんです。“やってみたからこそ見える景色がある”って本当にそうだなって思いました。

.

やりたいことを自由に言っていい。実行するチャンスももらえる。
そんなカルチャーが根づいたタカハシで、徳永さんはこれからも新しい景色を見つけにいきます。

徳永

徳永
これからもいろんなことに挑戦していきたいです!どこまでできるのか、どこまで通用するのか。ちゃんと自分の足で試してみたいんです。

.

そんなふうに、未来の扉を軽やかに開けていく徳永さん。
その背中が、誰かの“チャレンジしてみたい”を、そっと後押ししているかもしれません。
.

記者:渡邉

‹ 前の記事 記事一覧へ 次の記事 ›
error: Content is protected !!